「歯磨きの話」

 歯磨きの仕方は皆さん、ご存知かと思います。幼稚園や小学校でも毎年 6 月 4 日前後になると、歯磨きの指導教室が開かれます。

  それでは、歯磨きは小さな子どもでも正確にできる簡単なことなのでしょうか。歯ブラシを口の中に入れるのはとても簡単なことです。しかし、実は、大人でも、歯垢を完 璧に落とすことは大変難しい作業なのです。歯磨きが上手になるには、スポーツや習いごとと同じく、正しい磨き方の積み重ねが重要なのです。

 例えば、野球やゴルフを例にとってみます。どちらのスポーツも球を打つという単純な理論のスポーツに見えます。しかし、小学生の選手とプロの選手を比較すると、球を打つ技術は全く違います。プロの選手であれば、どのような場面でも球を打つ技術を持ってます。これは、センスもありますが、経験した年月は小学生とプロとでは天と地です。

 では、歯磨きはどうでしょう。歯垢染色液で歯垢を染め出してみると、歯磨きの上手・下手がすぐ目で見てわかります。歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目、奥歯、歯の裏側に磨き残しが割りと多くみられます。これは歯ブラシの毛先が当たりにくいためにおこります。歯ブラシの毛先の当て方、振動のさせ方を正しい方法で行わないと、磨き残しを蓄積させ、虫歯や歯周病を進行させてしまいます。
 歯磨きの仕方の指導を正確に受け、そのやり方を積み重ね練習を行うと、歯磨きのセンスは大変あがります。しかし、正しい指導を受けずに適当に磨いていますと、決して、歯磨きは上達しません。

 お口の健康を守るため、歯磨きについて視線を変え、正しい技術を身につけることをお勧めします。歯磨きを毎日練習し、歯磨き上手になってください。


歯垢染色液による歯磨き指導

   

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