「日ごろ、余計に歯と歯を接触させていませんか?」

 口の中やアゴが痛くなる要因は様々です。虫歯や歯周炎のようにお口の中のバイキンにおかされて痛くなる、アゴや歯を何かにぶつけて痛くなるなどです。

 最近、歯科でのトピックは、「歯列接触癖(TCH)」です。通常、上の歯と下の歯を接触させることで、食べたり、お話をしたり、飲み込んだりすることができます。それ以外の行動で歯と歯を接触させていることを「歯列接触癖(TCH)」といいます。
 どういうときに「歯列接触癖(TCH)」が生じているのでしょう。それは、炊事洗濯、パソコン操作などの事務作業、車の運転など、物事に集中して作業をしているときに現れます。無意識に上の歯と下の歯を接触させ続けると、歯と歯に持続的に負担が生じルだけでなく、アゴの周りの筋肉、アゴの関節にも悪影響が及ぶことになります。そのため、歯が痛くなり、アゴも痛くなり、顎関節症や歯周炎を悪化させる恐れがあるわけです。

 もちろん、他にプラークコントロールができず歯周炎を悪化させたり、就寝時のはぎしりで顎関節症を悪化させたりと歯やアゴを痛くする要因は他にもあります。痛みにおける要因の大きさに個人差があります。「歯列接触癖(TCH)」が顎関節症や歯周炎に大きな影響がある場合、「歯列接触癖(TCH)」が解消されることでお口やアゴの環境がかなり改善されることが考えられます。

掲載日:2011年8月2日
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