「歯周病と全身の病気との関わり」

 歯周病になると、歯や歯ぐきについたバイキン(歯垢・プラーク)により、歯ぐきが痛んだり、腫れたりします。また、歯ぐきから血や膿がでます。そして、歯や歯ぐきにバイキンが長く潜むにつれて、歯を支えている骨が吸収するため、歯がグラグラし、最終的に抜けてしまいます。近頃、歯周病が心臓疾患、糖尿病、癌など全身の病気との関連が報告されています。

 それでは、どうして、歯周病が全身の病気と関わりがあると言われるのでしょう。  
 歯周病の患者様で、自覚症状を訴える方は少ないです。そのため、数年、もしくは、何十年と歯周病になったまま放置してしまいます。そのため、バイキンが長期にわたり、歯ぐきにダメージを与え続けます。いつの間にか、そのバイキンや歯周病で壊れた悪いもの(免疫を低下させるもの)が、血管の中に忍び込みます。そのバイキンや悪いものが全身をめぐり、どこかの臓器にたどり着きます。その臓器で、病気を引き起こす可能性が出てくるわけです。

 歯周病になっている方は50代で約半数に達していると言われております。歯周病を治すことは、全身の病気を予防するという重要なポイントになります。これまで、歯周病の検査や治療を受けられてない方、お口の健康を維持されるだけでなく、全身の健康を守るという視点からも、歯科医院の診察を受けられることをお勧めいたします。

掲載日:2011年12月6日
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