リビング福島2007年5月12日 1086号掲載

見た目が若々しい人、年齢より老けて見える人・・・。その原因の1つに、姿勢があります。立つ・歩く・座るにポイントを置いて、若々しく美しく見える姿を紹介。あなたは自分が気づかないうちに、老けて見えるような姿勢や座り方、歩き方などになっていませんか。


○キレイな姿勢 正しくない姿勢は身体に負担
鏡の前で、自分の姿は正しいかどうか確認してみましょう。正しい姿勢は、真横から見て耳(耳介)、肩(肩峰)、腰骨の下の太ももの骨(大転子)、くるぶし(外果)をつなげた線が一直線になっている状態。この姿勢が一番身体に負担がかからず、楽でいられるようです。また、正面から見た場合、両手をまっすぐ下ろして、肩や耳の高さ、膝の開き、腰骨の左右の高さが左右対称かどうかを確認してみましょう。ただし、人間は左右対称ではありません。自分がどのくらいゆがんでいるのかを確認して、意識してバランスをとることを心がけてください。

【キレイな姿勢づくりのポイント】
◎肩の力を抜く
◎背筋を伸ばす
◎あごを引く
◎下腹に力を入れる
◎以上に気をつけて、耳、肩、太ももの骨、くるぶしが一直線になるように

×猫背
「猫背」は骨盤を後ろに引き過ぎた姿勢。この姿勢だと、肩甲骨が左右に広がってきます。さらに、バランスをとるために、頭が前に出て腰が後ろに引けてしまいます。
内臓が圧迫され、消化不良を起こしがちに。もちろん、首や肩・背中から腰にかけての負担もあるので、肩凝りからくる頭痛なども引き起こされます。

×反らし過ぎ・腹の突き出し
「反らし過ぎ」は、体が全体的に前に傾き過ぎている状態。腹筋力が低下しているため、腹筋を使わずにバランスをとろうとするので、腰を大きく反らし腰骨で上体を支えています。 腰や腰椎に負担がかかり、腰が抜けやすく、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアになりやすい傾向があります。
「腰の突き出し」の姿勢は反らし過ぎに似ています。肥満の方やこのような姿勢になりがちです。内臓脂肪の蓄積、または妊婦のため下腹部が下がると、バランスをとるために腰を前に大きく反らすことになります。そのため、腰の筋肉が硬くなり、腰椎への負担が大きくなります。

 

正しい姿勢がマスターできたら、次のステップ「歩く」へ。
正しい姿勢のまま、目線をまっすぐ遠くに。一歩前に踏み出した足に、立っているときと同じように体重をのせます。踏み出して体重をのせる瞬間、お知りがぶれないように。踏み出した足はかかとからついて親指(母趾球・ぼしきゅう)で蹴り、次の一歩へ。腕は軽くまげたほうがいいでしょう。
余裕が出てきたら、歩幅を広げたり腕振りを大きくしてピッチを上げてみましょう。パンプスなどかかとの高い靴なら、かかとからついてしっかりと体重をのせるだけでもOKです。


「座る」は、骨盤から上が、立っているときと同じ状態になれるポジションに腰を下ろすように。この位置はだいたいイスの中央あたりです。イスの前方に浅く座ると、バランスをとるために上体を反らし過ぎてしまいますし、深く座ると姿勢を正そうとしても自由がききません。
背もたれに寄りかかる、ほおづえをついてしまう、左右に傾いてしまう、こういう人は背筋や腹筋が弱っている、または固くなっている、腹筋と背筋のバランスが悪いなどの原因が考えられます。



写真提供:福島リビング新聞社